今回おすすめしたい本は、田嶋 智太郎 (著)『FXチャート分析マスターブック-FX一目均衡表売買シグナル』です。
一目均衡表って?
一目均衡表は、1936年に細田悟一(ペンネーム「一目山人」)が開発したチャート分析手法です。
一目均衡表は、転換線、基準線、2本の先行スパン、遅行スパンの5本の線から構成されていて、トレンドの発生や売買シグナルを読み解く上で非常に強力なツールと言われています。
この一目均衡表をわかりやすく解説されているのがこの本です。
目次
第1章
一目均衡表の基本(一目山人の「大いに予想せよ」という教え;テクニカル分析こそがFX必勝の道である ほか)
第2章
一目均衡表を使った実践売買判断(一目均衡表を「信じること」が大切;「雲」と現在レートの位置関係に注目 ほか)
第3章
田嶋流FX実践トレード術(田嶋流は一目均衡表に+αの値幅予測術を使う;一目均衡表で見たドル/円相場の行方 ほか)
第4章
一目均衡表+CMOの必勝ワザ(一目均衡表と合わせ技で使えるCMO;CMOと移動平均線のクロスで売買判断をする ほか)
第5章
一目均衡表とCMOの利用手順(一目均衡表とシャンデモメンタムを使ってみよう;一目均衡表を表示してみよう ほか)
感想
オールカラーでとても見やすい本でした。
実際に発生したチャートを例に解説してあり、現実味があります。
何度でも、どのページからでも手に取って読めます。
ただ、チャート例と解説がどの部分を指しているかマークはしてありますが、画像が小さいのでわかりづらいページもありました。
また、買いと売りのタイミングが一目でわかるチャート形状のパターン表みたいなものがあれば、もっと活用できるかと思います。
一目均衡表の入門書としてはわかりやすい本だと思います。