投資の勉強をすると「損切り(ロスカット)の重要性」については必ず聞かされる話です。
しかし、デモトレードではできていた損切りも、身銭でトレードすると損切りができない。
私は損切りができなくて、塩漬け株と長~い付き合いをしています。
また、私はメンタルが弱~いので、失敗するとすぐに凹んでしまいます。それでうつ病になっています。
という訳で、今回は損切りできない時の状態を自己分析してみたいと思います。
損切りできない感情
私の損切りできない感情をあげてみると・・・
● 今日は地合いが悪いだけ。明日戻るかも?
だけど地合いはいいのに動かない。地合いが悪いとさらに下げる。
● テクニカル的には下げ過ぎ。そろそろ反発するかも?
だけどゆっくりとズルズル下げ続ける。
● 業績はいいはず。決算まで待ってみよう・・・
だけどアナリスト予想を下回った理由だけで暴落。
● 今月の目標利益が吹っ飛ぶ。もう少し耐えてみよう・・・
だけど月末には含み損が拡大しただけ。
● 1ヶ月分の給料分なんて損切れない。妻に怒られる!
だけど損失は1ヶ月分の給料以上に。
● ボーナスが入ったから信用買いの損株は現引きして待とう・・・
だけど待てど暮らせど買値に戻ることはない。
と、まぁ自分に都合のいい思い込みを創っていた訳です。
塩漬けした結果
では、損切りできずに塩漬けしたらどうなったか?
連日ストップ安で売買も成立せず。やっとこさ約定した時は大損失。
● まさかのTOB(株式公開買付け)!
TOB価格は買値を下回り泣く泣く売却で大損失。
● 損失額を見るたびに後悔の念に駆られる日々・・・
投資がストレスになって本業の仕事にも影響。
損切りのルールが守れない行動
こんな私でも何度も損切りルールを決めてトレードしたこともあったのですが、結局、損切りルールは守れず。
ではどんな行動をとったのかというと、
その結果、下げた指値で約定して損失が増えてしまった。
● 成績がマイナスになるのが嫌で損切りを中止してしまう
その結果、さらに損失は拡大して塩漬けに。
その結果、含み損を抱えた株が増えてしまった。
今後の課題
「マイナスが10%以上になったら損切りする」なんて損切りルールを決めても守れなかった。
頭では理解できていても、損失を確定する精神的ダメージを考えると、なかなか踏み切れなかった。
しかし、塩漬け株を抱えた挙句に効率的な資産運用ができなかった。
私の課題は
- 値ごろ感で適当なエントリーをしないこと
- 1ヶ月の成績にこだり過ぎないこと
- 持ち株の株価は毎日チェックして放置しないこと
- メンタルの強化(うつ病を治す)
速攻で治せないかもしれませんが、今後は意識してトレードしていきたいと思います。